[转电击WEB评测]BANDAI: 21年7月 昆虫一番赏 世界昆虫大集合!

Haagenti

夏といえば昆虫！　店頭でひける一番くじシリーズの新星として2020年に話題をさらった「一番くじ昆虫」が2021年も帰ってきました。夏を思わせる魅力的な昆虫フィギュアに加え、タオルやキーホルダーなどグッとくる雑貨も交えた嬉しいラインナップが今年も店頭を賑わせます。





目玉となる大型フィギュアは5種類。色彩が魅力のニセハナマオウカマキリ、ヘラクレスオオカブト（リッキー）、ヘラクレスオオカブト（赤目）、ギラファノコギリクワガタ（赤目）、そしてニセハナマオウカマキリ（褐色期）がエントリー。2020年の一番くじでも人気だったヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタは赤目になって登場。今回はこの5体を中心に、撮り下ろし写真でレビューしていきます！





A賞、ニセハナマオウカマキリ。花に擬態し獲物を捉えるため、まるで植物のような外見を持ちます。英語では「devil’s flower mantis」、また学名にも魔王を意味するdiabolicaが入るなどその派手で恐ろしげな姿が魅力の昆虫です。今回は一対のカマを大きく振り上げた威嚇ポーズで立体化されました。








頭部周辺の質感は圧巻です。植物に擬態する表皮は、リアルな植物感満載。ギラリと光る頭部の複眼も惚れ惚れする格好よさです。





腹部も瑞々しい青葉のようなテクスチャで、ちょっとフィギュアには思えません。鮮やかなグリーンとバイオレットのカラースキームは、まるでロボットアニメの機体のよう。





翅の透明感、淡いピンクの色彩もすばらしい。さわればホロリと曲がってしまいそうなカマキリの翅、パーフェクトです。





屋外での撮影が楽しいのは本シリーズの大きなポイント。勇壮な姿が自然光で照らし出されます。





B賞、ヘラクレスオオカブトリッキー。昨年も人気だったヘラクレスオオカブトが亜種リッキーになって登場。このリッキーはコロンビア、エクアドル、ペルーはアンデス山脈東側などに分布する亜種。力強い2本のツノ、18センチにもおよぶサイズはギリシャ神話の英雄ヘラクレスの名を冠するにふさわしい存在感です。








リッキーの上翅は黄土色から橙色。明るく目立つ色と、昆虫特有のツヤ感を見事に再現しています。





最大の特徴である二本のツノ。本体に迫る長さ、上角に生えた繊毛、そして神話の生き物のようなシルエットは大迫力。いつまでも眺めていられます。





C賞、ヘラクレスオオカブト（赤目）。突然変異で出現する目の赤いヘラクレスオオカブトで、愛好家の間ではレッドアイと呼ばれています。レッドアイの遺伝子をもつ個体同士をかけあわせ、固定化にも成功しています。通常のヘラクレスオオカブトよりもより主張するレッドアイは目力も強い！








そのレッドアイの頭部をアップで。眼の赤は明度が低く、照明によってハイライトが入るとかなりカッコイイですね。口吻や触覚周辺の塗装や形状もギョッとするリアルさ。





赤目以外はふつうのヘラクレスオオカブトなので、上翅の色は黄褐色。リッキーと並べて細かな差異を楽しみたいところです。





D賞、ギラファノコギリクワガタ（赤目）。こちらも昨年エントリーしたギラファノコギリクワガタの赤目版となります。世界最大級のクワガタムシで、ヘラクレスオオカブト（赤目）と同じく突然変異で生まれたレッドアイと呼ばれ、かけあわせでの固定化に成功しているところも同じです。ヘラクレスオオカブトとはことなる甲殻のツヤ感や、脚部の淡く美しいグラデーションに注目。








こちらのレッドアイはピンクに近い、明度の高いカラー。ほぼ全身が黒いギラファにあって、レッドアイが映えること！





大きな仰角を持つツノは、ギラファ（キリン）の名の通りの勇壮さ。大顎の複雑な形状も素晴らしいですね。





E賞、デスクトップフィギュア。オウゴンオニクワガタのカードスタンド、カブトムシサナギのコードフィギュア、アブラゼミ幼虫（羽化前）カードスタンド、カブトムシ幼虫（脱皮直後）ペンスタンド、アゲハチョウ幼虫（臭角）コードフィギュアとほぼ原寸大サイズのリアルなアイテムが揃います。デスク周りで使用するのにぴったりのサイズ感です！





F賞、タオル。昆虫標本風のものや図案風のもの、クールコミカル系のデザインから可愛らしいテントウムシのドットまで、バラエティ感抜群です。





G賞、アクリルキーホルダー。全10種でクローズドパッケージ仕様。アクリルで違和感のない小さな種や、蝶のように薄さがマッチする種を用意してあるのが心憎い。





そしてラストワン賞はニセハナマオウカマキリ（褐色期） フィギュア。枯葉に擬態する幼少期を再現したフィギュアとなっております。ポーズはA賞と同じ威嚇ポーズですが、渾身の彩色で花だったものが枯れ葉に見える様はまさに擬態。できれば合わせて揃えたいところです。








最後は屋外でのショット。ぜひ秋から冬にかけての季節に枯れ葉をバックに撮影したいですね……！





昨年に引き続き、本物と見まごう質感彩色やPVCの節の触感、そして程よい重量感で楽しませてくれる「一番くじ昆虫 世界の昆虫だいしゅうごう！」。いずれ劣らぬ完成度はもちろん、なんといっても人気のニセハナマオウカマキリは見逃せません。店頭でぜひ、ゲットしてみてくださいね。